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通信教育の紹介
難関国公立大学を目指すAさんの場合
この文章は2010年4月にかいています。

Aさんが、私の授業を受け始めたのは去年の6月。当時高校2年生でした。志望校は理系の難関国公立大学だが、どうも数学ができないということでした。

まずは、話を聞いてみた結果、数学ができないと言っていましたがそれほどできない訳でもなく、理解度も高かったので、まずは数学IAと数学IIBのセンター試験対策と2次試験の基礎固めとして
タイプわけによるNEW数学1・2・A・B を使って勉強

この「タイプ分け」ですが問題量も適量で勉強しやすいので、使いたい問題集がないという人にはセンター試験対策、2次試験の足固めとして、このテキストを使ってもらっています。

使用する問題集や参考書なんですけど、特にこういった足固めの段階では、その人のレベルから考え、あまりに難しすぎるということでもない限りどんな問題集でもいいんです。

どの問題集でも、だいたい掲載されている問題も同じようなものが多いです。ですから、どの問題集をするかということよりも、どういうふうに勉強したかということが重要になります。私の授業は、「なぜ、そのように解くのか」ということを中心に話すので、どの問題集で勉強をしても数学的な発想力がつくようになります。

「タイプ分け」が半分くらい進むと、数学の理解度がかなりあがってきましたので 大学への数学 1対1対応の演習 数学A 新課程版 (1対1シリーズ) 上記の「1対1の対応の演習」を数学Iから解いています。この本は、難関大学を目指す人には本当にお勧めの問題集です。学校ではあまり勉強しないけど、実際の受験には頻出する事柄が書かれています。

この本で勉強をすると、知識的には大学受験に立ち向かう準備ができたことになります。

「1対1の対応の演習」が終わり次第、実際の大学受験の過去問にうつります。この問題集で得た知識をどのようにしたら、実際の大学受験の過去問に使えるかということを中心に過去問演習を繰り返してもらう予定です。

理系なので数学IIICも必要です。数学Cはまだ勉強していませんが微分積分は細野先生のかいた「本当に分かる本」シリーズで解いてもらいました。
極限が本当によくわかる本 (1週間集中講義シリーズ)

細野真宏の微分が本当によくわかる本―数III (1週間集中講義シリーズ)
このシリーズは、詳しく解説をしてくれているので通信教育には向いています。自分で考えながらこの本を読んでもらいわからないところを私に質問をする。

一方的に、授業を聞くよりもはるかに効率よく成績を上げることができます。

現在、Aさんは数学IIIの微分の勉強までが終わりました。今後は、数学IAと数学IIBは先ほど話した「1対1の対応の演習」と過去問解説をして、数学IIIは過去問を集めた私のオリジナルの積分の問題集で勉強を進めていく予定です。

Aさんなんですが、成績がグングンと伸びています。勉強を始める前は偏差値55くらいでしたが、先日の模試の偏差値は70を超えました。まだ2年生の段階での模試なので、偏差値はあてにはなりませんが学校での順位もトップクラスになりました。センター試験の過去問も90パーセントくらいとれています。

Aさんは頭はいいですが、数学的な考え方があまりできていませんでした。私がしたことは、数学的な考えができるようになるために何度も繰り返し、数学の考え方を徹底して繰り返し話しただけです。それで自然とできるようになってきました。

Aさんはもともとの頭が良く、また素直で勉強熱心なので成長もはやかったのだと思います。Aさんはこれからいよいよ受験本番です。これまでの通り頑張ってくれたら、きっと良い結果につながると思います。

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